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その日暮らしの大学生

北海道生まれ、北海道育ち。日々色々なことに興味を持ち、色々なことに手を出す。なので一つのことに集中できないというのが短所。

今やっている勉強は将来に役立つのか。

「先生、大人になってまで三角錐の体積求める必要なんてありませんよね?」

「数学って、将来何の役に立つんですか?」

生徒の口からボロボロ出る。

 

「学校の先生はなんて言ってる?」と聞くと、「とにかくやれと言われるばかりだよ」と言う。

 

やる気を出すためには、今何故勉強しなければいけないのか。何を目的に勉強しなければいけないのか。これを明確にしないと、やる気なんて出ないのです。これは、今学生の方だけでなく、子どもに携わる環境にいる方に是非伝えたいことです。少々長くなりますが、お付き合いください。

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「とにかくやれ」と言われてやる人はいない。

「いいから勉強しなさい」

よく聞くセリフです。何がいいんでしょうか。あまりにいい加減なセリフだと思います。

 

「学ぶ」という行為をしない人間はいません。「頭よくなりたい」そう思っているのが人間の本能です。では何故、数学や英語を目の前にして子どもは拒否反応を起こすのでしょうか。答えは簡単です。

 

目的が分からないからです。

 

サッカーが好きで、「もっとサッカー上手くなりたい」という欲求からプロサッカー選手を見て技を盗もうとするのも「学ぶ」ことです。

しかし数学に関してはどうでしょう。「数学者になりたい!」とかの欲求がある子どもじゃない限り、机に向かうことはしません。何のためにやっているのかが、分からないからです。

 

勉強する理由について説明できない人が多すぎる。

「何の為に勉強するの?」その質問に納得がいく答えが返ってきた記憶はありません。

 

前項に記述の通り、何の為に勉強するのか目的が分からない子どもは自ら勉強しようとはしません。「このままじゃテストで悪い点数を取ってしまう・・・」という危機感からテスト前に追い込む子どもが多いものであって、日常的に勉強している人はなかなかいません。

 

なのにも関わらず、教育者は誰しも納得するような考えを持っていない。これってただ、目的も分からない生徒にひたすら「勉強しろ」という作業を押し付けているに過ぎません。

 

何の為に勉強するのか。

記事の冒頭に戻ります。

「先生、大人になってまで三角錐の体積求める必要なんてありませんよね?」

「数学って、将来何の役に立つんですか?」

この質問に、20分ほど使って説明したことがあります。

 

将来役に立たないことが9割。

こんな事いってしまえば「は?」と思われるかもしれませんが、私はこう思います。

9割役に立たなくても、1割が武器になったとしたら強くないか?という考えです。

 

何が言いたいか。

私の場合、旅行が好きでした。特に一人旅。小さな頃から一人ブラブラと外を歩くのが楽しかったのです。誰にも頼ることが出来ないので地図を見ながら自力で旅をしました。何故か大変なことがあるたびに楽しくなってしまう。もう旅に夢中でした。そんな事もあってか中学の地理は得意教科

その結果、国内旅行業務取扱管理者という資格を取得することが出来、今まで役に立っています。

 

私は中学の勉強を無駄だと思っていません。国数社理英があるなかで、社会科の地理という科目が武器になったからです。

 

他の例を挙げてみると、サッカー選手になりたい少年がいたとして、自分はどれだけシュートが入るのかを確かめるために同じ場所から10回シュートを打ったとします。その中の8回がゴールに入りました。10分の8、約分して5分の4で80%の確率で入ることが分かりました。この計算、中学校で確率を勉強していないと出来ませんよね。

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また、どのような角度でどのような強さでボールを蹴れば、ボールはどんな挙動をするのかを調べるために物理の勉強が必要になってくるわけです。

 

 

「しなければならない」が「したい」に変わる

 

 

将来なりたいこと、今自分が好きなことは、今勉強しているものが基盤となって出来ているものです。好きなことを勉強しようと思えば、自然と5教科のどれかに結びつく。

 

なので、9割役に立たなくても、自分が好きなものを極めていくにあたって1割でも必要になれば、今勉強している目的は明確になるはずです。

 

このプロセスが分かってくれば、自分の好きなことを極めたときに自然と5教科の勉強になっていきます。

「テストだからしなければならない」ではなく、「サッカー上手くなりたいから、少し自分の成績をデータ化してみよう」として、数学の勉強が始まるのです。

 

夢中になっていることから勉強しましょう。無理に5教科を勉強しなくても、極めれば自然とできるようになってます。

 

 

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