その日暮らしの大学生

北海道生まれ、北海道育ち。日々色々なことに興味を持ち、色々なことに手を出す。なので一つのことに集中できないというのが短所。

4年前、私は受験生だった。

3月3日、北海道では公立高校の入試が行われました。

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もちろん、私の塾の生徒も多く受験しています。

4年前は私が受験していました。今日はそのエピソードを紹介したいと思います。

 

 

高校受験。

受験までの道のり。

「合格可能性30%」という模試の結果が出ていた。その一つ前の模試では合格可能性20%だった。「落ちる覚悟をして受験しろ」とまで多くの人から言われていた。別にいわれなくたって分かってる。落ちる覚悟をしてまで、家から近い高校に通いたかった。みんなが起きている時間に私はまだ寝ているような高校生活を送りたかった。当時、競馬をよく見ていたからか、「一か八か勝機を狙うような大穴馬になりたい」とかふざけたことも思っていた。しかし、中1の冬から塾に通わせてもらっているのて、自ら目標を下げるくらいなら、目標を変えずに玉砕したほうが気分いいという気持ちのほうが大きかった。

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前日は「玉砕する、でもやることはやってやる。」という思いで死ぬ気で勉強した。朝の10時から塾に行き、夜の22時まで塾にいる。そして塾から帰ると朝の4時まで勉強する。そう、一夜漬けだ。朝の4時から7時まで机に伏せて寝て、朝ごはんを食べて会場へと向かった。

 

本番。

「さぁいよいよ本番だ」と思って外へ歩き出した瞬間、滑った。派手に転んだが、幸いなことに怪我はなかった。普通の人は「縁起が悪い」と考えるところだっただろうが、「あぁ~痛いけど目覚めたわ」なんてポジティブに思っていた。

緊張はしなかった。落ちる気でいたからだ。空き時間にみんなが必死で勉強している中、落ちる気満々の友達と雑談でも楽しんでいたりした。「いよいよ玉砕の日だな」みたいな会話をしつつ試験が始まった。

試験自体は緊張もしていなかったのでスラスラと解けた。ただ、英語の問題は今までやってきた内容と少し違っていた。「あれ、なんか形式違うな」とか思いつつ解いてみたら案外手ごたえはよかった。家に帰るとテレビで解説をしていたので自己採点をしてみた。150点だった。

 

合格発表。

「あぁどうせ落ちてるんだろうけど見に行くか。暇だし」という感覚で合格発表を見に行った。その時から人混みが嫌いだったので、時間を少しずらして向かった。しかし、案外人が多かった。会場に到着するなり、数々の知り合いとすれ違う。嬉しそうにしている人が多い中、泣いている人もいた。すると、とある人から話しかけられた。「お前の番号あったぞwww」みたいにニヤニヤしながら言われた。きっと冷やかしで言っているのだろう、だってあの点数で受かっているはずがない。そう思っていた。

 

ボードを見てみる。番号があった。何か間違えたんだろうなんて思いながらもう一回確認してみる。やはりそこにあるのは自分の番号だった。飛び跳ねるくらいの喜びとやらはなかった。

ある人に話しかけられた。受験当日に雑談をした落ちる気満々の友達だった。「よぉ、お前受かったんだってな、おめでとう」と言われる。「お前は?」と私は聞いた。「落ちちまった、ハハハハハハハッ」なんて威勢よく笑うものだから、その高校の放送局だろうと思われる人が近づいてきて「受かった感想はどうでしょうか!」なんてその友達に聞いていた。もうフォローのしようがなかったが、心の底では「落ちましたって言え!それか全カットになるくらいえげつない事言え!」って思っていた。友達は「いやぁwwこれからもっと勉強頑張っちゃおうかなって今改めて決心しましたよww」と、落ちたとも受け取れるような発言をしていたので、カットされるかなと思っていた。

 

その友達と一緒に帰ったが、「まあ、落ちる気でいたからそんな気遣うな受かろうが落ちようが高校でどう頑張るかだ」なんて言っていたが、俺も複雑な気持ちのなか帰路についた。

 

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