「遊び」は自己投資である。
「菅原くん、遊びは自己投資ですよ。」そう声をかけてくれたのは働いている塾の教室長。
「自己投資?遊びが?」と思いました。
友達とご飯に行ったり、野球をしたりすることが、自己投資にどうやったらなるのか。疑問に思いました。
恐らくこの記事を見ている皆さんもそう思っていることでしょう。
「遊びは自己投資」この言葉の意味は一体何なのでしょうか。
「遊び」は自己投資
生徒との信頼関係を築くには、雑談が不可欠である。
「塾講師って普通に勉強を教えていればいいだけでしょ?」と言われるのですが、これは間違いです。
勉強は生徒の多くが嫌いとしていることですし、嫌いなことを教えていったって成績は伸びないです。成績を伸ばすためには、生徒一人一人とプライベートのことまでしっかり話し込み、信頼関係を築き上げていかなければなりません。
「あの先生は自分のことをよく知ってくれている」と思えば、その先生の言う事に耳を傾ける。「あの先生と趣味が合う!」そう思ってくれれば、授業もしっかりできる上に本人のモチベーションも上げやすい。こういったところからアプローチをしていくためには、生徒と多く雑談をすることが重要になってきます。
雑談をするためには、色々な経験をしなければならない。
生徒が「あ~スキー授業楽しみ」とつぶやいたとするならば、そこで「スキー?先生この前行ってきたけど、とても楽しかったよ。」と返せば、生徒は「どこにいったの?」と聞き、私が「○○スキー場だよ」と返す。スキーのことから次の日の筋肉痛のことまで話すと、30分くらい雑談できます。
しかし、「あ~スキー楽しみ」とつぶやいたときに、スキーをまったくやらない先生は、雑談は広がらない。先生自身が楽しかったこと、悲しかったことを話すことが出来れば、自然と生徒は食いついてきて、雑談が出来るのです。
先生自身、色々な経験をすることが生徒との信頼関係を築くきっかけとなるのです。
という話を教室長から聞きました。
必要とされる雑談力
雑談が多ければ多いほど、信頼関係は築ける。
これは塾講師に限った話ではなく、どの職業、どの場合においても共通します。
家族においても、「今日さ~○○したんだよね」といえば、そこから話が広がっていきます。
前に髪を切ってもらっていた床屋さんとも、「明日釣りにいくさ!」と話しかけられて、「今何釣れてるんですか?」と返す、すると「カレイかな、夜まで粘るよ~」などと話をする、そんなうちに信頼関係が築けていたというのはよくあることです。
逆に、一切話をしない床屋さんであれば、200回切ってもらったところで信頼関係は築けません。
日々、雑談をして人との信頼関係を築いていきましょう。
そしてそのために、たくさん遊び、たくさん経験しましょう。